ねことんぼプロムナード

タロット占い師のetc

 「虎に翼」第8週〜出産と仕事〜召集令状

あまりにもたくさんのことがあって…… 「女冥利に尽きる?」 「女冥利」 女に生まれた甲斐 (かい) があること。女に生まれたことの幸せ。女冥加 (みょうが) 。「—に尽きる」 「冥利に尽きる」 その立場にいる者として、これ以上の幸せはないと思う。「教師と…

「人生はどこでもドア リヨンの14日間」稲垣えみ子著〜臨場感あふれる思索と実行の旅

面白くて、すらすらいっきに読んだ。 「人生はどこでもドア リヨンの14日間」 稲垣えみ子著 東洋経済新報社 私は旅エッセイが好きだ。とくに海外もの。「リヨン」に惹かれて読む。フランス。 著者が朝日新聞社を退社して3年、かな?53歳。 海外で暮らしてみ…

「虎に翼」第7週〜よねさんが来てくれたぁ〜花岡の思い〜“この手があったか結婚”

わぁ、よねさんが事務所にやって来たぁ〜。 「女の心は猫の目?」 女の心は気まぐれで変わりやすいことのたとえ。女心は、猫の目が光によって形が変化するように変わりやすいとの意から。 (ことわざ辞典オンライン) 脚本/吉田恵里香 出演/伊藤沙莉 石田…

「魂の退社」稲垣えみ子〜会社は人生ではない〜依存からの脱却

やっぱり面白い。 「魂の退社」 稲垣えみ子著 東洋経済新報社 著者の本はすでに4冊読んで、読書エッセイを書いている。すなわち、読んだ本については必ずエッセイを書いてしまっている。 「もうレシピ本はいらない」 「アフロえみ子の四季の食卓:人生を救う…

「虎に翼」第6週〜別れと喜び、その先に……

第6週 「女の一念、岩をも通す?」 女性の強い思いは、硬い岩をも通してしまうという意味です。女の人が執念深いことのたとえとして使われています。 (地層科学研究所) 脚本/吉田恵里香 出演/伊藤沙莉 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 川上周作 土居志…

「老後とピアノ」稲垣えみ子著〜中高年のためのピアノレッスン再挑戦譚〜「いつか」は来ない

稲垣えみ子、ただただすごいと思う。 「老後とピアノ」 稲垣えみ子著 ポプラ社 〜〜〜 ①ピアノレッスン再挑戦 ②こんなに弾けるんだ ③老後のピアノに「いつか」はない ④固定観念を捨てて気づかなかった能力に気づく ⑤最終的に行き着いた場所 ⑥「死神」カード…

「虎に翼」第5週〜母・はるの日記〜検察の人権蹂躙〜裁判官への伏線〜そしてウルトラセブン!

第5週「朝雨は女の腕まくり?」 朝の雨はすぐに晴れるものだから、女の腕まくりと同様に少しもこわくない。 (コトバンク) 脚本/吉田恵里香 出演/伊藤沙莉 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 川上周作 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 松山ケンイチ…

「占いで強運をつかむ」中園ミホ〜運気の流れを知る〜年齢で占いの受けとめ方は変わるでしょう

高齢者は占いをどう捉えるか…。 「占いで強運をつかむ」 中園ミホ マガジンハウス 〜〜〜 ①中園ミホという脚本家(占い師)のすごさ ②低迷期をどう過ごすのか ③老後と占い ④タロットカードの変容を感じるとき 追記 〜〜〜〜〜 中園ミホといえば、売れっ子脚…

「虎に翼」第4週〜親権を得るために法を学ぶ〜男らしさ、女らしさって?

第4週「屈み女に反り男?」 女は少しうつむき加減にしている姿が良く、男は少し胸を張った反り加減の姿が良いということ。(ことわざ辞典ONLINE.) 「虎に翼」NHK朝ドラ2024年前期 脚本/吉田恵里香 出演/伊藤沙莉 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 川上周作…

「虎に翼」第3週〜男装の麗人よねの背景と仲間への理解〜そして女性として

第3週「女は三界に家なし?」 《「三界」は仏語で、欲界・色界・無色界、すなわち全世界のこと》女は幼少のときは親に、嫁に行ってからは夫に、老いては子供に従うものだから、広い世界のどこにも身を落ち着ける場所がない。(デジタル大辞泉) 「虎に翼」N…

「虎に翼」第2週〜裁判官の心証は世を変える力がある

第2週「女三人寄ればかしましい?」 《「女」の字を三つ合わせるとやかましい意の「姦」の字になるところから》女はおしゃべりで、三人集まるとやかましい。(デジタル大辞泉) 「虎に翼」NHK朝ドラ2024年前期 脚本/吉田恵里香 出演/伊藤沙莉 石田ゆり子 …

「虎に翼」〜おもしろい!〜寅子の「はて?」は現在に通じる〜第1週

これはおもしろい!! 日本にもルース・ベイダー・ギンズバーグがいたんだ。 「虎に翼」NHK朝ドラ2024年前期 脚本/吉田恵里香 出演/伊藤沙莉 石田ゆり子 岡部たかし 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 仲野太賀 松山ケンイチ 小林 薫 他 語り/尾野…

「不適切にもほどがある!」 時をかけるダメおやじ、参上!〜昭和がいい?令和がいい?〜タイムスリップの妙 自分の死を知ったとき

痛快だった! 「不適切にもほどがある」TBS金曜夜10時 2024年1〜3月 脚本/宮藤官九郎 出演/阿部サダヲ 仲里依紗 磯村勇斗河合優実三宅弘城 古田新太 吉田羊 他 この作品には不適切な台詞や喫煙シーンが含まれていますが 時代による言語表現や文化・風俗の…

「春になったら」「お別れホスピタル」〜死ぬと分かったら何をする〜やりたいことリスト〜やったことリスト

余命で何をする?What to do with the rest of your life? 「春になったら」カンテレ(フジテレビ)月曜夜10時 2024年1〜3月 脚本/福田靖 監督/松本佳奈 穐山茉由 出演/奈緒 木梨憲武 濱田岳 向井真理子 小林聡美 光石研 他 お正月。「大切な話がある」と…

「さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート」〜親子関係とかいろいろ…えっとぉ……

なんなんだろう、このドラマ。 「さよならマエストロ」TBS日曜夜9時 2024年1〜3月 脚本/大島里美 出演/西島秀俊 芦田愛菜 宮沢氷魚 石田ゆり子 玉山鉄二 西田敏行 他 見始めは、もしかしてちょっと面白い?と思ったが、次第につまらなくなってきた。いや、…

「グレイトギフト」「となりのナースエイド」〜医療もの2タイトル〜謎解きも楽しめる〜続きはあるのか?

刑事ドラマではないけれど、謎解きも楽しめたエンタメドラマだった。 「グレイトギフト」テレビ朝日木曜夜9時 2024年1〜3月 脚本/黒岩勉 出演/反町隆史 波瑠 佐々木蔵之介 津田健次郎 筒井道隆 尾上松也 他 脚本が黒岩勉。昨年(2023年)TBS日曜劇場で放送…

「ジャンヌの裁き」〜検察審査会を描く〜正義って?〜検察権力

日本社会への風刺も効いていた。 「ジャンヌの裁き」テレ東金曜夜8時 2024年1〜3月 脚本/泉澤陽子 大北はるか いとう菜のは 出演/玉木宏 桜井ユキ 音尾琢真 優香 田中直樹 他 「検察審査会」を描くドラマ。 「検察審査会」という名称は聞いたことがある。 …

「作りたい女と食べたい女」〜心安らぐドラマ〜そして親子関係、男女差別、いろいろ勉強になる〜異性同士だけのものじゃないですよね、恋愛って

もっと観ていたい…… 「作りたい女と食べたい女」NHK夜ドラ月〜木22時45分 2022年2024年 原作/ゆざきさかおみ 脚本/山田由梨 料理監修/ぐっち夫妻 出演/比嘉愛未 西野恵未 森田望智 藤吉夏鈴 ともさかりえ 他 何がきっかけだったのか分からないことってあ…

映画「Living」「生きる」〜生きることの本当の意味は?〜黒澤明オリジナル&カズオ・イシグロ英国リメイク版

「生きる」という意味は…… 「Living」2022年イギリス 監督/オリヴァー・ハーマナス 脚本/カズオ・イシグロ 原作/黒澤明「生きる」 出演/ビル・ナイ エイミー・ルー・ウッド アレックス・シャープ 他 「生きる」1952年日本 監督/黒澤明 脚本/黒沢明 橋…

原作と映像作品〜原作の世界観と改変

私が言及しても失礼なだけかもしれない。 けれども、ドラマ好きで、ドラマや映画について好き勝手にあれこれ尽きないお喋りをしている者、すなわちドラマファンのひとりとして、看過できない事態となっているなか、何も語らないわけにはいかない。とういうか…

映画「幸せなひとりぼっち」「オットーという男」〜ヨーロッパとハリウッドの違いは?

どちらも面白かった。 「幸せなひとりぼっち」2015スウェーデン 監督・脚本/ハンネス・ホルム 出演/ ロルフ・ラッスゴード バハール・パルス 他 「オットーという男」2023アメリカ 監督/マーク・フォースター 脚本/デヴィッド・マギー 出演/トム・ハン…

朝ドラ「まんぷく」〜やっぱり面白いドラマ〜自分の記憶違いにびっくり

やっぱり面白い! 「まんぷく」NHK朝ドラ 2018年10月〜2019年3月 脚本/福田靖 出演/安藤サクラ 長谷川博己 松坂慶子 内田有紀 松下奈緒 要潤 大谷亮平 岸井ゆきの 他 なんとなく観たくなって、NHKオンデマンドで観た。 そうしたらなんと、テレビで再放送し…

「いちばんすきな花」〜自分と他人との関わりのなかで自律していくことの…

ぐちゃぐちゃしてるけど、これが人間だと思った。 「いちばんすきな花」フジテレビ 木曜夜10時 2023年10〜12月 脚本/生方美久 出演/多部未華子 松下洸平 今田美桜 神尾楓珠 田中麗奈 他 友だちってなんだろう。人間関係ってなんだろう。男女の友情ってある…

「パリピ孔明」「ONE DAY」「ゆりあ先生の赤い糸」「フェルマーの料理」「トクメイ」「うちの弁護士は手がかかる」〜オープリングとエンデイングがナイスになった〜2023年秋ドラマ

深く語るほどではないが、楽しく視聴できた2023年秋シーズン(9〜12月)のドラマをまとめてご紹介。 「パリピ孔明」フジテレビ水曜夜10時 原作/四葉タト(原作) 小川亮(漫画) 脚本/根本ノンジ 出演/向井理 上白石萌歌 森山未來 他 すでにアニメが人気…

「下剋上球児」〜次を目指してる限り 人は終わらない〜ライフレッスンがいっぱいつまったすばらしいドラマ

なんか、ちょっと、すごく良かった。 「下剋上球児」TBS 日曜夜9時 2023年10月〜12月 脚本/奥寺佐渡子 原案/菊地高弘「下剋上球児」 出演/鈴木亮平 黒木華 井川遥 小泉孝太郎 生瀬勝久 小日向文世 松平健 山下美月 明日海りお 他 生徒(球児)たち TBS日…

「アフロえみ子の四季の食卓」〜みそ汁談義〜稲垣えみ子流簡素生活でハッピー

楽しくて素敵な本です。 「アフロえみ子の四季の食卓」 稲垣えみ子著 マガジンハウス 軽快な著者の筆致と著者がつくる日々の質素な食事のカラー写真がページを彩る。 面白くて、楽しくて、読書はどんどん進む。 それにしても、稲垣えみ子の著述は愉快だ。な…

「家事か 地獄か」〜これはいわゆる「脱成長」じゃないか〜そして「今を生きる」のだ

いち読者が余計なことだけど、マガジンハウス、良い本つくってるなぁ。前回取り上げたヤマザキマリの「扉の向う側」もマガジンハウスだった。 「家事か 地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択」 稲垣みえ子著 マガジンハウス 稲垣みえ子といえば「もう…

「扉の向う側」ヤマザキマリ著〜扉の向こう側にいるシンクロな人々

旅エッセイはやっぱりいいなぁ。 「扉の向う側」 ヤマザキマリ マガジンハウス 雑誌「ku:nel (クウネル)」連載のエッセイの書籍化。 私は旅エッセイが好きだ。読んでいてなんとなく行った気になれるし、普段の生活環境とは違う独特の雰囲気と香りが漂ってく…

「今日の芸術」岡本太郎〜符丁として生きない〜自由に生きる

ものすごいエネルギーだ。 「今日の芸術」(新装版) 岡本太郎 光文社文庫 なんだかすっごいことが書いてある。 ひとことで言えば「芸術は爆発だ!」に尽きる。 1954年に光文社から出版されたものの新装版。先日取り上げた大江健三郎の「同時代論集」もそう…

「物語は人生を救うのか」〜自分を苦しめる物語はさっさと捨てよう〜偶然と必然

あ、それはgoodな方法だな、と思った。 「物語は人生を救うのか」 千野帽子著 ちくまプリマー新書 これは「人はなぜ物語を求めるのか」の続編だ。 私たちは、常にストーリーを組み立てて生きている、という。 それは良いときもあるし、悪いときもある。 確か…