ねことんぼプロムナード

タロット占い師のetc

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「下剋上球児」〜次を目指してる限り 人は終わらない〜ライフレッスンがいっぱいつまったすばらしいドラマ

なんか、ちょっと、すごく良かった。 「下剋上球児」TBS 日曜夜9時 2023年10月〜12月 脚本/奥寺佐渡子 原案/菊地高弘「下剋上球児」 出演/鈴木亮平 黒木華 井川遥 小泉孝太郎 生瀬勝久 小日向文世 松平健 山下美月 明日海りお 他 生徒(球児)たち TBS日…

「アフロえみ子の四季の食卓」〜みそ汁談義〜稲垣えみ子流簡素生活でハッピー

楽しくて素敵な本です。 「アフロえみ子の四季の食卓」 稲垣えみ子著 マガジンハウス 軽快な著者の筆致と著者がつくる日々の質素な食事のカラー写真がページを彩る。 面白くて、楽しくて、読書はどんどん進む。 それにしても、稲垣えみ子の著述は愉快だ。な…

「家事か 地獄か」〜これはいわゆる「脱成長」じゃないか〜そして「今を生きる」のだ

いち読者が余計なことだけど、マガジンハウス、良い本つくってるなぁ。前回取り上げたヤマザキマリの「扉の向う側」もマガジンハウスだった。 「家事か 地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択」 稲垣みえ子著 マガジンハウス 稲垣みえ子といえば「もう…

「扉の向う側」ヤマザキマリ著〜扉の向こう側にいるシンクロな人々

旅エッセイはやっぱりいいなぁ。 「扉の向う側」 ヤマザキマリ マガジンハウス 雑誌「ku:nel (クウネル)」連載のエッセイの書籍化。 私は旅エッセイが好きだ。読んでいてなんとなく行った気になれるし、普段の生活環境とは違う独特の雰囲気と香りが漂ってく…

「今日の芸術」岡本太郎〜符丁として生きない〜自由に生きる

ものすごいエネルギーだ。 「今日の芸術」(新装版) 岡本太郎 光文社文庫 なんだかすっごいことが書いてある。 ひとことで言えば「芸術は爆発だ!」に尽きる。 1954年に光文社から出版されたものの新装版。先日取り上げた大江健三郎の「同時代論集」もそう…