2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧
これは、読み応えのある論考でした。 『新潮45』休刊の背景~貧すれば鈍する名門雑誌の最期~ 古谷経衡 著者は、当月刊誌の著者でもあります。 ご一読、お勧めします。 私にはとても分かりやすかったです。 「新潮45」と「VOICE」を較べて、どちらも二重構…
新潮出版社の月刊誌「新潮45」にいわゆるヘイト記事を続けて掲載した新潮社、新潮45の編集長。 これに対して、作家たちが動きました。この記事への批判、執筆拒否の意思表明。 書店も動きました。新潮社の本は置かない。 読者も動きました。不買運動。 …
私もこれだぁ~と思ったコラムがありました。 2018年9月9日毎日新聞「新・心のサプリ」海原純子(心療内科医) 「少数派」 大好きなチーズがあって、地元のスーパー(そこにしかない)でいつも買っていたが、ある時から見当たらなくなったので店員に尋ねたと…
総裁選。 これは、ちょっとあまりにもよくなかったかなぁと思ったアベさんの発言。 「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけだと私が言ったことはない。言ったのは被害者家族」という情報が流れていました。 「拉致問題を解決できるのは安倍政権だけとそう言…
8月11日、朝の報道番組「モーニングクロス」のなかで、経済ジャーナリストの金子雅子が、さくらももこの例に触れながら「病気のカミングアウト」問題について話していました。 さくらももこは、その病について、まったくマスコミに知らせていませんでした。…
さくらももこは、夢を叶えました。 漫画家になるという夢。何か書く人になりたいという夢。 【「ひとりずもう」のあとがき】で、さくらはこう書いています。 よく、“夢は願っていれば叶う”とか“思い続けてればきっと叶う”とか言うけれど、私個人としては、人…
「ひとりずもう」が、ちびまる子ちゃんのその後、つまりさくらももこの中学高校大学からデビューまでを描いたエッセイであると先の記事に書きました。 「憧れのまほうつかい」(新潮文庫)には、 「ひとりずもう」には書かれていない、高校生のさくらももこ…
2018年9月6日毎日新聞夕刊 【「人柄と才能 結んだ宝物」さくらももこさんを悼む】土屋賢二(哲学者) にこうありました。 ちなみに土屋賢二とは、2001年に、さくらももことの対談本「ツチケンモモコラーゲン」を出版している人物です。 ちびまる子ちゃんがそ…
さくらももこの作品に触れるとき、いささか不思議な感覚を免れません。 ものすごく日常を描いているかと思うと、空想と想像と夢の世界を飛び回っています。 空想と想像と夢と言ってもまる子ちゃんの妄想ではなく、人間界からちょっと離れたところの平穏な場…
爆笑問題の太田光が、あるイベントでさくらももこといっしょになったとき、さくらももこが大嫌いだと、ずいぶんと悪口を言ったのだそうです。その後、それを知っていてさくらももこは「爆チュー問題」と「ちびまる子ちゃん」のコラボをぜひお願いしたい、と…
組織支配者たちの横暴、という構図が少し前から私たちの目に見えるようになってきました。 いや実は、そいういった支配構造は、どこの集団にもあって、すでに誰でもが見聞きし、経験しているものなのでしょう。 政界、大学、協会、大企業という大きな集団か…