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稲垣えみ子

「人生はどこでもドア リヨンの14日間」(文庫版)稲垣えみ子〜ラジオ深夜便 ベトナム・ハノイ旅行

文庫版を買いました。 「人生どこでもドア リヨンの14日間」 稲垣えみ子著 幻冬舎文庫 この本は図書館で借りて読み、すでにこちらに読書エッセイを書いている。 この本ほしいなぁ、読みたいときに読みたいな、と思っていたところ、この度文庫本となって出版…

「寂しい生活 」(文庫版)稲垣えみ子著〜文庫になるということ〜ラジオ深夜便「令和つれづれ草」

一度読んだけど、買ってしまった。 「寂しい生活」 稲垣えみ子著 幻冬舎文庫 2024年6月13日放送「NHK ラジオ深夜便」、稲垣えみ子の「ライフスタイル 令和つれづれ草」を聞いた。「寂しい生活」が文庫本になるということで、稲垣が「寂しい生活」を振り返っ…

「一人飲みで生きていく」稲垣えみ子著〜私の知らない世界〜人生の罠から抜け出す自由への第一歩

アフロえみ子さん、ほんとにお酒がお好きなんですね。 「一人飲みで生きていく」 稲垣えみ子 朝日出版社 稲垣えみ子シリーズ、最後の読書となりました。 まあ、なんというか、お酒のお話のようなので、正直なところ興味があまりわかなかった。なんだったら読…

「寂しい生活」稲垣えみ子著〜家電よさようなら〜超ミニマム生活

稲垣えみ子が超シンプルライフをはじめたきっかけは原発事故だったんだ。 「寂しい生活」 稲垣えみ子著 東洋経済新報社 著者の本をほとんど読んできて、この本で、その著者のシンプルライフのはじまりをようやく詳細に知ることになった。 現在(2024年時点)…

「アフロ記者」稲垣えみ子著〜マスコミは本当に世の中に必要なのかね〜それでもマスコミで働きたいですか〜自覚して生きるということ

こういう趣深い記事を書いていた新聞記者がいたんですね。 「アフロ記者」稲垣えみ子著 朝日文庫(2019年) <2016年に出版された「アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したからこそ書けたこと。」(朝日新聞出版)の文庫化> この本は、私が朝日新…

「人生はどこでもドア リヨンの14日間」稲垣えみ子著〜臨場感あふれる思索と実行の旅

面白くて、すらすらいっきに読んだ。 「人生はどこでもドア リヨンの14日間」 稲垣えみ子著 東洋経済新報社 私は旅エッセイが好きだ。とくに海外もの。「リヨン」に惹かれて読む。フランス。 著者が朝日新聞社を退社して3年、かな?53歳。 海外で暮らしてみ…

「魂の退社」稲垣えみ子〜会社は人生ではない〜依存からの脱却

やっぱり面白い。 「魂の退社」 稲垣えみ子著 東洋経済新報社 著者の本はすでに4冊読んで、読書エッセイを書いている。すなわち、読んだ本については必ずエッセイを書いてしまっている。 「もうレシピ本はいらない」 「アフロえみ子の四季の食卓:人生を救う…

「老後とピアノ」稲垣えみ子著〜中高年のためのピアノレッスン再挑戦譚〜「いつか」は来ない

稲垣えみ子、ただただすごいと思う。 「老後とピアノ」 稲垣えみ子著 ポプラ社 〜〜〜 ①ピアノレッスン再挑戦 ②こんなに弾けるんだ ③老後のピアノに「いつか」はない ④固定観念を捨てて気づかなかった能力に気づく ⑤最終的に行き着いた場所 ⑥「死神」カード…

「アフロえみ子の四季の食卓」〜みそ汁談義〜稲垣えみ子流簡素生活でハッピー

楽しくて素敵な本です。 「アフロえみ子の四季の食卓」 稲垣えみ子著 マガジンハウス 軽快な著者の筆致と著者がつくる日々の質素な食事のカラー写真がページを彩る。 面白くて、楽しくて、読書はどんどん進む。 それにしても、稲垣えみ子の著述は愉快だ。な…

「家事か 地獄か」〜これはいわゆる「脱成長」じゃないか〜そして「今を生きる」のだ

いち読者が余計なことだけど、マガジンハウス、良い本つくってるなぁ。前回取り上げたヤマザキマリの「扉の向う側」もマガジンハウスだった。 「家事か 地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択」 稲垣みえ子著 マガジンハウス 稲垣みえ子といえば「もう…

「もうレシピ本はいらない」〜自由を獲得した著者〜タロットカードは「隠者」

心が軽くなった一冊。そして味噌汁をつくろう。 「もうレシピ本はいらない」 稲垣えみ子著/マガジンハウス 稲垣えみ子(1965年生)は朝日新聞の記者だった。2016年に朝日新聞を退社してフリーになった。書籍なども多数あり、なかなかの人気作家だ。 私はTBS…