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みそ汁って毎日摂取する必要あるんですか?~死に支度をしている私が思ったこと~

みそ汁。日本の食文化。

みなさんは好きですか?毎日食べて(飲んで)いますか?

 

朝ご飯は必ず食べろ。みそ汁は毎日とれ。

栄養や健康のために毎日摂取しなければいけないものがたくさんある。健康バラエティ番組で紹介されている食物を全部食べていたら、たぶんきっと太る。

なんだかしまいには面倒で煩い小言を聞いているような気分になってくる。

「そうは言ったって、それじゃあ美味しく食べられるものがなくなるじゃん」

健康食材、料理の紹介、提案番組を観ていてそんな感想を持ったことのある人はいないだろか。

 

ちなみに朝ご飯を食べろも、私は賛同できない。朝ご飯を食べてから満員電車に乗ると、気持ちが悪くなりませんか?ヨーロッパだと朝は、コーンフレークとかクロワッサンとコーヒーとかで済ませて、学校や会社では10時ごろに軽食(おやつ)の時間がある。これってすごくいい習慣だと思う。朝っぱらから、ごはん、みそ汁、しゃけ、たまご、なっとう、のり、つけもの、うめぼし、なんて食べない(イギリスの朝食はたしかがっつり重い)。こんなに食べても昼食は12時半とかでお腹がすく。

さらに言うと、こんなに1日3回も食べて、そのうえお菓子も食べていたら、太る。私は太る体質なので、完ぺき太る。これだけ食べてじゃあ太らないためにとジムや水泳に通ったりするのは時間の無駄なような気がする。いやいや運動は健康のためですから、かもしれないが。

現代は食べ物もジムも多すぎるのだ。 

 

さて、みそ汁、である。

みそ汁って、毎日食べないといけないんですか?という質問に、食べなくてもいいですよ、という回答をネットで発見した。

私はみそ汁はけっして嫌いではないのだが、つくるのがとても苦痛なのである。そして食後も、洗わなければいけない食器が増えて嫌なのである。

どうしてなのか分からないが、みそ汁をつくるのがとても面倒なのだ。みそ汁をつくらなくていい日はなんだかほっとする。

特別豪華なみそ汁をつくっているわけではない。定番はとうふとわかめ。ときにネギ。ときどきかぶや大根、じゃがいもと玉ねぎなど。

面倒に思うほどのものではない。でも嫌なんだ。

 

これはけっこうストレスになっていることに、最近ようやく気づいた。

そしてこう思った。

ヨーロッパとか世界の人たちはみんな、みそ汁なんか食べてないよね。でもちゃんと生きてるよね、と。

みそ汁の栄養価が高いのは分かる。でもそれも作り方によっては半減する、という。そして、みそ汁を食べないと病気になるかのような推奨。わぁ、めんどうだぁ。みそ汁食べないヨーロッパ人はじゃあみんな病気なのかぁ~。

もちろん、彼らはその栄養を別の食材から得ているのだろう。だから、みそ汁じゃなくても別のものからそれなりの栄養摂取ができていればいいんじゃないの?

いやいや、そっちのほうが面倒でしょう。みそ汁は簡単に万能の栄養が摂取できるんだよ、とたぶんそういうことなんだろう。

でも、私には負担だ。

 

今年から「死に支度」をはじめた私は、できるだけストレスのかからない生き方をしようと決意した。

残りの人生がどれほどあるのか分からないが、思ったより長かったとしても、短かったとしても、ストレスフリーの生活を送りたいのだ。

ストレスフリーのためのひとつとして「みそ汁をつくらない」を入れようと思い、宣言した。ちょっと文句タラタラ気味で。

すると家族が、じゃあインスタントのみそ汁にしよう、と提案してきた。

それも一案だ。お金はどっちのほうがかかるのかな。いやいや、手間暇と精神的負担も加味すれば、インスタントのほうが安い。

大家族だと金銭的負担のほうが大きくなってしまうかもしれないが、我が家では安いものなら大丈夫かな。あまりに安すぎると味に難がありますが。美味しいものはやはり高いです。

 

昔はみそ汁のおかわりってよくしていたような気もする。おかわりしている人もよく見かけた。

ネットを探索していたら、みそ汁をあまり飲まない理由として、みそ汁を飲んでしまうとそれでお腹がいっぱいになってしまうから、というものがあった。それも分かる。

余談だが、私もお腹がいっぱいなってしまうという理由で避けている料理がある。それは、茶わん蒸し。

 

「死に支度」の一環として、つまり、ストレスフリーに生きるために、私はみそ汁をつくるのをやめる方向で検討している。

 

解決の選択肢

まったくつくらない。栄養も気にしない。とうふはとうふで食べる。あるいはとうふに味噌をつけて食べる。

インスタントみそ汁を買う。

食洗機を取り付ける。この場合は、後片付けの緩和だけで、みそ汁をつくるというストレスは半分残る。

 

まずはインスタントみそ汁生活をしてみますか。

まだいくばくかある人生の時間のなかで、もしかしたらまたつくりたくなるかもしれないし、ひょっとして死ぬ前日もみそ汁をつくっているかもしれない。

ストレスフリーを心がけつつ、そのときそのときでやりたいようにやる、それがまたストレスフリーなんだろうな。