ねことんぼプロムナード

タロット占い師のetc

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

萩尾望都「一度きりの大泉の話」①〜夢中になって読んだ〜

私も封印していた(何を封印していたかは③で→)。 「一度きりの大泉の話」萩尾望都/河出書房新社 タイトルを見ただけでは、いったい何について書かれているのか分からない。 この本の発売について全く情報を得ていなかった。もしかしたらどこかで目にしてい…

映画「名もなき生涯」〜頑迷な殉教の選択という哲学的命題〜地球が壊れないために〜

けっこう受け止め難かった。 「名もなき生涯」2019アメリカ・ドイツ 監督脚本/テレンス・マリック 映画評論家の町山智浩が称賛していたし、いわゆる有名なヒーローでもなんでもない人間の人生が描かれているということで、観たいなぁと思い、期待していた。…

「Bucket List」②見えてきたもの 夢 やりたかったのにできなかったこと〜60歳からのわがままタロットセラピー15

60歳からのわがままタロットセラピー =やりのこさないために= =ご都合主義シニアのアジール= 老後にやろうとか言って若い時に先送りにしていたことがありませんか? さて、その老後がやってきた今、どうしますか?やりますか?やりませんか? 「60歳から…

「ヤマザキマリの世界逍遥録」「行った気になる世界遺産」〜旅エッセイを堪能する〜

今私の手元に2冊の「旅エッセイ」本がある。 「ヤマザキマリの世界逍遥録」KADOKAWA 「行った気になる世界遺産」鈴木亮平/ワニブックス 私はヤマザキマリの大ファンだ。 いつからそうなったのか定かでないのだが、彼女の視点と発信が気に入っていて、気づ…

清水眞砂子「日常を散策するⅠ Ⅱ Ⅲ」④〜ひとり居とわがままのすすめ〜自分でいるために〜ヒーローって?〜

いやなことをいやだと言えない社会は不健全だが、逆にそうできることは珍しいのかもしれない。 日常を散策するⅠ「本の虫ではないのだけれど」 日常を散策するⅡ「不器用な日々」 日常を散策するⅢ「あいまいさを引きうけて」 清水眞砂子/かもがわ出版 学生時…

清水眞砂子「日常を散策するⅠ Ⅱ Ⅲ」③〜ひとり居とわがままのすすめ〜自分でいるために〜

「成長の大部分はひとりでいる時に起こる」 E・L・カニグズバーグ(児童文学作家/アメリカ) 日常を散策するⅠ「本の虫ではないのだけれど」 日常を散策するⅡ「不器用な日々」 日常を散策するⅢ「あいまいさを引きうけて」 清水眞砂子/かもがわ出版 短大在職…