ねことんぼプロムナード

タロット占い師の神秘と現実

「大谷翔平選手の笑顔」と「私の人生のまさか」

 HatenaBlogの投稿では丁寧に書かれた論考も多くお見受けするので、ちょっとした思考や思いつきを書き留めるような場ではないと自分を縛るようにして、私自身の探求テーマへのアプローチ、思索を続けてきた。もちろん、これからも人生最後の日まで続けていくつもりだ。

 一方で、上記「ちょっとした思考や思いつき」すなわち、時事的感想や追想的記述も書こうかなと思った、否、書きたくなったと言ったほうが正直なところか。

 このご時世、すなわちCOVID19パンデミックがあり、理不尽な戦争が起こっているなかで、私も長いこと生きてきたが、自分が生きている間にこれほどの「まさか」な事々が本当に起きるとは……。

 

 私が小学生のころ、よく言われていたのが「私たちが30歳になるころに関東大震災が起きるんだって」だった。10歳かそこらの年齢なので、30歳はまだまだ遠い未来だった。今思えば、あっという間なのだが。

 そして、その予言された時はとっくに過ぎ去ったが、大震災は東京ではないところで複数回起きた。東日本大震災では関東も大きく揺れた。あの大きさの地震は私の人生では生まれてはじめての体験だった。そしてこれから私が生きている間に、いわゆる東京直下型とか富士山の噴火とか、予測によると起きそうだ。

 

 何が起きるか分からない、というのがここからの世界、地球のようだ(いつの時代もそうなのだが)。

 私が子どものころにも、公害の問題はあった。それなりに日本をはじめとする先進国は取り組んできたのだろうが、欲望を追い求めた生活を続けてきた今、気候変動、気候危機がはっきりとその姿を現している。戦争より先に気候危機で地球は破壊される、とさえ言われている。

 

 だからという訳ではないのだが、すべてを探求テーマにすることもできないので、偏見も交えて時事や話題への思い、ふと浮かび上がった過去の記憶などをつど書き記そうと思い至った次第。

 人生終盤にさしかかった人間のリフレッシュかもしれない。

 

〜〜〜〜〜⚾

 さて今回は、エンゼルスの大谷選手の笑顔について。

 2022年5月10日(日本時間)のエンゼルス✕レイズ。大谷は、2打席連続ホームラン。そのうちの1打は満塁ホームランだった。日米通じて満塁ホームランは初めてだったそうだ。今年に入ってからあまり調子良くないのかな、と素人ながら思っていたので、私にとっても嬉しい試合結果だった。

 その、野球ど素人(とはいえ、高校生の頃にはプロ野球高校野球も夢中で観戦していた)の私がこのときふと思ったことがあった。

 その前日9日の試合での出来事である。2対4で負けていたエンゼルス、9回裏の攻撃で大谷が2ベースヒットを打ち同点に。そのあとの打席、レンドーンがヒット。大谷は持ち前の足を生かして一気にホームインし、逆転さよなら勝利。チーム全員が大喜びでグランドに集まっているなか、大谷はレンドーンに背後から抱きついた(バックハグと言うらしい)。レンドーンの肩に頬をあてた大谷の笑顔がほんとうにほんとうに嬉しそ〜なやわらか〜い笑顔で、そんな笑顔あるんだ、くらいに私は思ってしまった。

 大谷の人柄が現れている、とよく言われる行為が特に昨年から評判になり、高い評価を得ていたりするが、このときの笑顔も本当に自然で、それこそ人柄なんだろうなぁ、と思わせてくれるような表情だった。

 この表情と歓喜が、翌日の2打席連続ホームラン、そして満塁ホームランにつながったのではないか、と私は感じている。誰も言及していないので、ばかじゃないのと言われるような感想かもしれないが、書き記しておく。それほど本当に素敵なシーンだった。こんな笑顔、他の誰にもできないかもしれない。

 日本人メジャーリーガーもこれまでに、そして今も数々活躍しているが、大谷の持っている特性は、かけがえのない「なにか」なのだろうと思わせてくれる「なにか」だ。

 

 昨年は大谷のホームラン数とピッチャー勝利数にばかり耳目が集まっていたが、大谷は勝ちたいと言っていた。今年は今のところチームの調子がいい。するとにわかファン、メジャーリーグ観戦新参者の私でも、チームの勝利に目がいき、他の選手たちのプレーも楽しめて、チームの順位が気になってくる。優勝すれば、それだけまた長く大谷の野球を見ることができる。

 

 まさかメジャーリーグを観る日が私に訪れるとは。

 まさかのことは、意外と人生にあるものなのだな。冒頭にも書いた「まさか」。いわゆる「まさかの坂」と言うくらいなので「まさか」はどちらかというとネガティブだが、大谷によってもたらされた「まさか」はポジティブ。

 こういった「まさか」は、人生終盤のこれからも頻繁に訪れてほしいものだ。

大谷翔平 ©2022kinirobotti

追記

 日本時間の5月12日は、20連戦最後の試合だった(大リーグって結構過酷だよね。移動距離もすごいし、時差もあるし)。

 大谷も決して本調子ではなかった。

 私はもうひとつ気づきをもらった。この日は20連戦最終日で単純に疲労の問題もあったであろうが、スポーツ選手の体調、調子というのは繊細なものなのだな、とあらためて思う。もちろん大谷だけではない。前日あんなに調子良かったのに、今日は全然、なんてことはよく見かける。特にピッチャーは間をあけて準備しているはずなのに、今日は万全ではないってことは誰にでもある。そうかと思うと、「お、今日はいいねぇ」と解説者も言ってしまうほど乗ってることもある(ゾーンに入っているのか?)。

 人間の身体というのは、おそらく満遍なくそのように微妙で繊細なものなのだろう、と年齢を重ねて、そして大谷らを見て今感じている。

 そんなに何か特別な無理をしたわけでも、暴飲暴食をしたわけでもないのに、「あれ、今日調子悪いな」ってなことはある。だから何?って話なのだが、私も昨年体調不良を経験してから、今日は良くても明日は……という用心と覚悟は持っておこうと、それが良いことか悪いことか分からないが、思っている。